日報

あるいは遺書

りゅう

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2/9(火)晴れ

罪悪感もなく笑いながら人を川に突き落とす夢を見る。起きたら9時半。なんとなくベッドから離れがたく、しばらくかためさんの日記を読む。最近はもうツイッターを見るような感覚でふとした時にかためさんの日記を読んでいる。ハチドリに光を当てる。 起きる…

空の場所

思い出をなぞっています 雲と空の間で 輝きを欲しがる 小さな子どものように 洗濯機を回しています ブランコに乗りながら バッタを捕まえながら 清潔な朝 さっき見た夢の名残が アスファルトの模様が 咲いてる まだ知らない言葉を 大きな樹にもたれて ここは…

2/8(月)曇り

白いところと鼠色のところがまだらになっていて、空の切れ目が橙色に輝いている。龍が降りて来そうな空模様。日差しはないが、一応ハチドリに外を見せる。 自己肯定感低め、抑鬱感。 ほぼ何もしてないのに何故かへとへとに疲れて、動けない。動けないという…

呼びかける

透明の陽射し 満ちていくことしかできないから 形を変えてしまう 階段を駆け下りる 冬の匂いの中へ帰る 手のひら さようなら 花びらが零れた 誰も知らなくても 美しかったと思う 寂しいと感じる 曲線を描く 何でもいい 小さく、一つ それを落とす 黒、それか…

2/7(日)晴れ

寝癖が強力すぎてなかなか直らず。 換気のために窓を開けると、春としか言いようのない風が部屋に流れ込み、鼻腔と肺をくすぐる。こういうの春一番って言うんだっけと思って調べてみたら、3日前くらいに春一番が吹いたと気象庁が発表していた。 梅が咲いてい…

物語の終わり

耳鳴りがする 数えきれない 生きていない手 夜を越えてきた 車輪の軋む音 理解できない法則で 教室の窓から落ちる しゃぼん玉 柔らかい子ども 自分の中に何人もいて 背中が曲がっていく どこにも行けないという 眠ればいいのに 動いてるのがさざめく 思い出…

2/6(土)晴れ

毎朝カーテンの裏側で陽を浴びながらコーヒーを飲んでいるので、床にコップの跡がついている。朝食、バナナとヨーグルト。レベル1の頭痛だったのでバファリンを投与。ハチドリに光を当てる。 1週間ぶりにツイッターを開く。10件ほど溜まったいいねの通知、悪…

日々の光

昨日の声を抱きしめる 命が変質していく時 ベランダで空を見ていた ずっと 開く窓 誰にも証明しなくていい 心はそこにあるままで ただ弱い風を浴びたり 季節が未知るのを聴く 揺れながら 群れながら 日々の光 音楽を頼りに 戻れなくしていく 次の分岐点でま…

2/5(金)晴れ

10時15分まで寝た。ハチドリに光を当てる。昨日の夜心がざわざわするような悪い予感がしていたけど、予感は当たらず、いっぱい寝たせいか普通に体調がよかった。 起きるのが遅かったので一回も外に出なかった。 歯磨きをしながら陽射しを浴びた。 毎日毎日よ…

二本の肢

透明になる 君は悪くないと思う どこから来たの? 砂埃が舞う いちいち数えている それを 彼を つなぎ目を引き裂くと 赤い血が流れ出す 夕暮れの空に混ざっていく 思い出せ 息をしていることを 昨日も今日もなく 二本の肢で 浮かんでは消えていく しばらくこ…

2/4(木)晴れ

昨日は床についてから考え事が止まらず、何度も寝返りを打ち、なかなか寝つけなかった。 いつもより早く目覚める。コーヒーに入れるミルクを切らしてしまい、豆乳で代用。美味しくはない。カーテンの裏側で陽を浴びながら詩を2篇書く。 syrup16gを聴きながら…

形の痕

意味なんかない 手を伸ばした先にあるのは 冷たいがらくた だからこれでいいんだと思う 海の方へ 撫ぜるように 身体を蝕む 出会えたから 汚いまま 形の痕に触れる 何気なく呟くだけ 影響されている これからのこと考えよう 必要な不安だけを持っていく 地平…

2/3(水)晴れ

寝る前に歌詞を書いたりしていたら脳みそが興奮してしまい、昨日はなかなか寝つけなかった。 どう見ても快晴。ハチドリに光を当てる。 syrup16gを聴きながら散歩。昨夜の過集中を引きずっているのか、ずっと何かの考え事をしていて、ほとんど散歩の記憶が無…

柔らかい孤独

信じていたい 言葉にできないことを 遠くから、近くから 皮膚の中から どこまでも帰る 透明な翼 流体 季節が未知る 雨の火 普通の幸せ 郵便です 心の中の祠 ほころぶ 服を着た猿 街は呼吸する 君を連れ去って 意味の痕跡だけが 折りたたまれて もう一度くら…

2/2(火)雨→晴れ

8時頃に起きた時には雨の音がしていたはずだが、二度寝して10時過ぎに起きたらもう雨は上がっていた。むしろ雲一つない透き通った青空が広がっていて、本当に雨なんて降っていたのか? 二度寝の間にとても怖い夢を見た。誰かが家の中に入って来ようとしてい…

ふくらみ

指をしゃぶる 季節の境目で 白い雨がぽつぽつ 一つ一つ消える 鳥が啼く どうでもいいのに 音が 落とした 脳の中が光に沈む 手と手 心臓から生える 右と左が混ざる 困難だ 命は壊れやすい クソ雑魚ナルシスト 水族館に行きたい、平日に 今更どうしようもない…

頭の中すぐに満たされて どこにも行けなくなる ロールシャッハテスト 摺りガラス越しの太陽 一つ一つ確認しては手放す 幽霊になっても会いたい 白いまばたき 光の中に溺れそうになる 増殖 入り口も出口もなく 耳を澄ます なんとなく悲しい 匂いの染みついた…

1/31(日)晴れ

もっと、もっとって、もういい。これは日記?会えなかった人に会いたかった。水の流れるように、日向を追いかけるように。また始まっては終わる、勝手に。もう呼ばないで。時計回り。何も言いたくはない。じっとしていたいと思った。でもお腹はすくしな。ま…