日報

あるいは遺書

りゅう

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

寝顔と笑顔が大好きで

完全に満たされた空間が大好きだ。みんな気づいていないだろう、みんな忘れているだろう。俺は完全に満たされた空間が好きなんだ。太陽と月が仲良しで、動物と植物たちが手を繋いで、愛が地球を救った瞬間を君は見た事があるのか。見た事がないだろう。鼓膜…

水彩絵の具のようなこの世界の具材をぐつぐつ煮込んで調理したい

夏の気配を残している繋ぎ目の香り、僕は僕のまま風景に溶けていたい。何も変わらないのならのんびりとした休日を過ごしたい。ゴミを捨てにいく山に残って、虫や草や果物の匂いに抱かれて。100年の成長を1秒にカットして、カットインする。短編映画のように…

彼方からの手紙を抱きしめて眠りすぎの夢の中で懐かしい人とありえない会話を交わす

心地よい振動に身体の芯を合わせて流れていくそれを見ることもない。さよならには意味がなく、そこに意味を付け加えることが可能だとしても、それをただ見ているだけの人が、山の奥で風の中で。挨拶をしよう、人に会ったら。緩やかに過ぎていくものを殴る、…

友達を100人つくって全員疎遠になる

おはようのぐるぐる、白い窓。だだっ広い部屋にいて、パジャマの柄が可愛すぎる。草を食べている。思うことは思うままに、魔物と友達になれたらいいなぁ。旅を続けよう。目を覚ませ、馬鹿な子供。ジャングルジムから飛び降りろ。辺りにはこれまでに滅んでい…

リアリティーのダイアモンド

まるで臆病な犯罪者。狭い隙間から這い出て逃げ出した鼠のように、僕ももう少し身体が小さければこの黒の中に入り込めたかもしれないけれど。雲が流れてしまってどうしようもないほど遠く、遠く、チャイムは鳴り止むことを知らない。汚れた壁を洗う。子供の…

絶対に歌

仕方が無いと言うのだろうか、腐っていく肉を見ながら。流れる水が優しかった。血はどうしても痛い。雲が流れるように狂い咲く桜のように脳みそをドライブさせて、カルマを支払っていく。空白の美学。だってどうでもいいんだろ、神様に聞いてみろよ。悲しく…