日報

あるいは遺書

りゅう

友達を100人つくって全員疎遠になる

おはようのぐるぐる、白い窓。だだっ広い部屋にいて、パジャマの柄が可愛すぎる。草を食べている。思うことは思うままに、魔物と友達になれたらいいなぁ。旅を続けよう。目を覚ませ、馬鹿な子供。ジャングルジムから飛び降りろ。辺りにはこれまでに滅んでいった全ての意識体が集まって、息をのむ。翼の色は白。勝手にしていく。音を感じて、軽くなって、ぴょんぴょんぴょんぴょん騒々しい。連続ドラマ小説を信じなさい。現代の憂鬱は核融合の光に溶かされてどろどろに混ざって、その模様が綺麗なんだ、君もきっとそれを見たことがあるだろう。いらないものを捨てまくって、君の身体を借りて河原を駆け抜けたい。どうしてもどこにも行けないなら、ここに深く深く潜り続けろ。手足が冷えて軋み始める。だけど、風邪なんてひかないように。今日は休みの日。幽霊の揺らめき。鼓動がジャンプして、重力に体当たり。戦っている人たちが、汗をかいて、感情の摩擦を美しい火花に変えた。夏になると頭がおかしくなるよね。狂おしい花が咲き乱れて、難しいことは何もなくなった、シンプルは最高。サウナに入った後水風呂に入りたい。日常に亀裂が入る。中で大人しく眠っていたいけど、アルバイトをしないと死ぬ。誰かに会いに行きたい、この世界で一番知らない人に。この世界の片隅にいる。運命があるとするならば、1ミリでもそれを変えなければつまらないし、神様もきっとそう思っているはずだ、よくわからないけど多分。だから元気でいてください、みんな。離れ離れになっても、正月には年賀状を送り合うくらいの間柄でいたいけど、それすら難しい、ヘロヘロのプーだから。気になることが増えてきて苛々する。眠ったり起きたりすることが苦痛だ。志を秘めた細い糸のような生命体になりたい。食事も排泄ももういい。殴ってやる。愛をしています。季節が鮮やかにとしか言いようがないほどに、全ての命を蘇らせて、風が冷たくなってくると思い出してくる何年も前の決定されたパターン。遠くへ行きたい、しかも飛びたい。やれることならなんだってやりたいし、その間必ず正常でいたい。天気予報が外れくさっている。いざつむえ。彼方の暗い黒へ。その身を殺して。疑い齧り色の夜へ。繋がり齧り君の黄色く紅葉した町。新しいワイドスペースマウンテン、隆起する寸胴の限り。無限サイレンがちょぼちょぼと零れれば、ここは昭和30年代。虹の麓に埋めたのに、粉々になった風に舞う。枯れ葉の空気汚してどんどんと叩く窓の外、ねじって曲げて隙間の方へ、だらだらと向かう、虫のように。許した顔、線の細い、緩やかな坂を超えて、ワームホールが空いてる、この中にみんな不法投棄してる。どこかで待ってるよ。いい夢も、悪い夢も、僕を待ってくれているよ。暮れていくよ。街は宇宙に飲み込まれて脳の中で光を探すように、幽霊たちの時間が始まる、こんな夜にお前に乗れないなんて。赤い残像が色めいて誘っているような。また今日も誰かがなんか言ってうるさい。夜空の雲の影に国が隠れてる、誰が隠したの?エレベーターに乗っていこう。ぎゅんぎゅん始まる。何もかもを溶かして光の中へ捨てまくっていく。だけど大丈夫だ、そのスピードを愛して、見たくないものも全て見ればいい。学校で、視聴覚室で見たグロい映像、今生活の中に浮かび上がるリアルなあれ。剣を突き刺すよ、冷たく強く、大丈夫だ。宝石のように海底に沈んでいく、光を反射しながら。詩人よ、目を覚ませ。暗がりの中で夜明け。遊びは続いていく、恐るべき若さが止まらない、ロマンチックが本当にもう。突き刺すのだ月を。おはよう。転がる犯罪者と浮浪者を掻き分けて、ひらがなを愛を止めどなく回転させて。生殖器を巨大にして、透明な空気を胸いっぱいに吸い込んだ。どんなことでも言えるならそのセンテンスを魂に彫り込んで、世界中を闊歩する。俺は自信満々だぞ。喜んでくれ、不幸な家族たちよ。朝食はちゃんと食べろ。狂った風が。戦争が窓の外で、仕事をしている。喫煙所にはいつもどろどろした爽やかな風が。あの窓が太陽を乱反射させて、世界中がプリズム。車を運転している奴ら。餌を運ぶ悪意に満ちた蟻。旅に出ろ、いい加減にしろ。虚ろな目で見つめる君の住む部屋の灯りを、僕は赤いと思う。ねじれていく抽象的な線が綺麗です。何もいらないと思うんだ。眠り足りないよ。そうだよね、操縦が。この四角の中から飛び出して、友達を100人つくって全員疎遠になる。このままで、落ち着いて、轢き殺せ猫を。鉄の塊だ。この星は美しい。巡り巡って帰ってくるたくさんのもの。君は今どこにいるのか、あの日の僕は今なにをしてるのか。それを書くことだけがしたいよ。だから東京のストリートで子供たちは。転がる声、乗れない雲にまたがって非常にゆっくりとしたスピードで、慢性的に、不安定に、したいことをする感じの雰囲気で、誤魔化しているのは誰だ?そいつを殴ってやる、ぼくのこの非力な腕で。日が暮れて寒くなってきた、羽のある虫が飛んでる夕日の向こう側眩しくてちかちか。マフラーを巻いた少女たち、全員幸せになればいいのに。学校という学校が爆発すればいいのに。スライダー、川の流れのように。歌がよろしくしているよ。僕はもう我慢できない淡い風景。だめだったらさ、愛してるよ。喜んで、そのそばで、影が長くなりながら見てる世界の幸福な笑い声。確かに聞こえるよ、幽霊だけれども。ガラス玉が屋上から落ちて、砕けて、綺麗な光を解き放った。その破片を、カードキャプターさくらが探している。思い出すのはほんの少しだけ。脳みその中にダークマターが敷き詰められて、地下鉄サリン事件みたいなパニックになる。もしも神様がいるのなら聞いて欲しい、僕が今から発する言葉を。いくよ。罰だ。くるくるくるそれを眺めるだけで解放され束縛される。正反対のもの同士が混ざり合う、何故かって、それは元々一つのものだったのだから。赤とか青とかくだらないんだよ。はっきりしてほしい。家族がいてほしい。寂しいよ、いつでも。諦めているよ、どこまでも。身体の痛みは身体の痛みのまま。ただ眠くなってそれに抗うことができないから、誰か俺を爆発させてくれ、誰でもいいから。誰でもいいんだ。心を信じない。冷たい方へ帰るのか。両生類だった頃、もっと前、魚介類だった頃。だって何もないじゃないか。何もないことは悪いことなのだろうか。強迫観念にかられて充満させて、角を曲がるときにパニックを起こして、辟易させているんだ、大切な人達を。謝罪の言葉に意味はない、これは逃げているんだ、甘えているんだ、だからもう何も喋るな、空気を吸うな。でも死ぬな。死は出口ではない。君は子供が欲しいと思っている。下へ続く階段が螺旋状にどこまでも連なっている。誰がそれをつくったの?螺旋状は二重写しになる、酩酊しているから。遺伝子は二重写しになる、酩酊しているから。風が撫ぜていくよ、ここは屋外。清潔さの強迫から逃れて、今日から名前のないAになって抽象的な揺らめきと同期し続けたい。やりたいことがないかもしれない。それはわからない、やりたいしやりたくないものだとおもう。とにかく怖かったんだ今まで。コンクリートの壁が四方から自動的に迫ってきて、僕は制限時間内に確実に殺される。青春がうるさい。毛布を身体にまとって。君の身体をまとわりつかせて。憑いてる想念を洗い流す高圧洗浄機を買いたい。お金を稼ぐことに躊躇いがない。子供の頃から心が折れている。真っ直ぐな眼差しで見つめられて、僕はどこかに隠れたくなる、それか、目の前の人をどこかに隠したくなる。なかったことになればそれでいいんだ。制限時間内に。循環していくのは目に見えないもの。恐ろしいからカレンダーがまためくられて、大きくなったり小さくなったり、グロテスクな口がおいしい。形を震わせる、定義しないまま。