日報

あるいは遺書

りゅう

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

きのうのつづき

揺れながら過ぎる景色。車の中から、窓に当たる雨粒の音を見ていた。どこに運ばれる。ねえこれからどこへ行くの。黙ったまま質問した。神へ。訊きたいことがあるけど、言語化できない。素直に、純粋に、愛と光を与えてください。いても、いなくても、そうし…

愛について。光について。恐怖について。

何故愛がないのだろう。いつも考えている。お前はひび割れるほど向き合ったか。断片でしか考えられない脳みそ。殺す。そればっかり。一人でいて雨の音。脳みそのひだを浸す。ただの一人。何故温もりがないのだろう。あの笑顔に帰ろうよ。出ていこう。遠くへ…