日報

もしくは

りゅう

結び目

午後が過ぎる


眠ったり起きたりして


か弱い台風


灯火を渡す


終わりも始まりも


彼方からの旅人


木漏れ日は揺れ動く


道が続いている


何かを示唆するように


驚き



自分が自分であるということ


魂の重さ


限りない


冷たくて温かい


自然と輪になる


ランダムな数値


遺伝子の発現


何かを伝えたい


木登りが得意


増えたり減ったりする


満ちたり欠けたり


校庭から夕陽を見ている


影は透明に近づく


戻ろう


もう一度分かるために


たくさんの糸を結ばれる


結び目にそっと触れて


全てを慈しむ人


ある思い


太陽の周回軌道


言葉にしなかった約束


雨の日の朝


そっと目を閉じる


そっと目を開ける

 

何度も

回転に酔う


立ち止まってしゃがむ


乱反射する結晶


弱い力


窓を打つ雨粒


命のぬくみ


何も考えたくない


季節の到来


気持ちいい


教えてください


ぽつぽつと


まだ時間がある


夕日を眺めていたい


阻まれる


最初の声


ほどく


関係がある


本能的に覆う


間違ってない


恐竜だった頃から


0と1の間


何度も繰り返す


何度も同じことを


何度も同じ箇所を触る


何度もそれを確かめる


許して


命が尽きるまで


声が遠くなる


空も遠くなる


花を飾る


写真を撮る


あなたに会えてよかった


こんな風に響く


柔らかくなる

 

ここから一番遠い場所

枝分かれしていく


友だちの記憶


水面が脈打つ


窓を開けなきゃ


空が近い


手のひらからさらさらと


光り


季節の始まり


冷たい色のプリズム


浸透していく


終わりのない螺旋階段


勝手に生きて勝手に死ぬ


息をして服を着て


魂の振動


耳鳴りのずっと奥


会いに来て


すり抜ける


いつもここから一番遠い場所を目指した


願いは形を歪める


水分子の結合


いなくなる


そうする


公転周期を12で割る


振りほどけ


頭の内側を駆ける


狭くて息苦しい地下で


踊り疲れて


あの橙色に照らされる


また飛行機が飛ぶ


名前は必要ない


移動し続ける


日々が過ぎる


まだ行ったことのない場所に行き


まだ読んだことのない本を読む