日報

あるいは遺書

りゅう

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

色がない

上辺だけの 毎日並ばないと こんな森のままで 変な椅子が置いてある 鍵盤は5本の指にまとわりつくように あなたはあなたを過ぎる 時計が奏でる音だけ 全然それでいいのに 揺れている 0に近づく 海がまだ吐いたら0 男とか女とかさ 空白に近づく 空いたら罪、…

2018年6月30日〜2018年8月8日までのメモ

自分のペースを乱されないということがとても大事で、そのために基礎的な自分の状態を心地いいものとして保つ必要がある。 子供の頃「お母さんに苦労かけられんで」とか言ってきた大人たち全員、一戸建てに住んでて円満な家庭で俺んちより金持ちで孤独や不安…

ぐだぐだ

集めたの? もっと広げたい 金縛りのようにじんじんと あれもこれも描写する 病気のように 治らない くるくると描写するんだ 改竄しては その反動の動作に飲み込まれる 暑い 裸で横たわった 何も守るものはないという 覆いかぶさる空が 美しいのは何故 危機…

2018年1月4日〜2018年6月27日までのメモ

人の意識は関係性の中で混ざり合う。好きな人や打ち解けた仲間と一緒にいると、意識同士が混ざり合って新しい形になるし、群衆の中にいると溶けてなくなる。 人生は前や上に向かって一直線に進んでいくわけではない。波紋のように広がっていく。 昔より素直…

ああ、と発音しては

匂い 果てなく 揺らぐ風 てんとう虫 いつもいつと 記憶の戻り ヒントをください いちいちこのまま挨拶が神 見覚えのある柱 転がっては手を消す 削る守り町 間を深く不安に観察する 手をもっと静かに 広い階段の戻れない記憶の彼方から アスファルトがじんじ…