日報

あるいは遺書

りゅう

ぐだぐだ

集めたの?


もっと広げたい


金縛りのようにじんじんと


あれもこれも描写する


病気のように


治らない


くるくると描写するんだ


改竄しては


その反動の動作に飲み込まれる


暑い


裸で横たわった


何も守るものはないという


覆いかぶさる空が


美しいのは何故


危機感を抱け


埋まっていく


全然丁寧じゃないね


過ぎていく、早足で


渋谷から原宿まで


メリーゴーランドだつまりは


ツイッターをやめたら


開かない


吹雪が拙い


絡まる今の耳の太陽を複雑な模様でヒントを


出し続ける、それを得る


何が吐くこの声をいつ誰がタイトルをつけた


許さないと思った


湯布院に行きたかった


電源を切り替える


面白がるな


終わりだ


解説を頼む


水のように流れる


原色の淡い風


冷たい


完全にそれと同化する


変な嘘をほぼ見ていない龍が


パラパラとどうでもよく倦怠的にぐだぐだと


耳鳴りが続く森の檻を弾く時


ひぐらしの鳴く頃に見ながら昼飯を食った


いかん、これはいかん


全然的はずれなまま服を脱いだ


ああ、これは


ただそれだけだ


誰も来ていないし


イオンモール


美術館


蟻の巣の観察を続けろ


なすすべもなく崩れていくように


意味を失う


崩れていく


黒い


盾を構えて


ずっと奥の方


泡が


苦しい


白い


光る


俺にはないもの


そこに行きたかった


そう思っているだけ


君の神様はいつ君の神様になった


働く


過ぎたら


ただいまって言っていじわるに急に


大体全部嘘なんだから


まとわりつく風すら愛しい


匂い


もう戻れない感覚鋭い


胸がいっぱいになる


できれば、会いたかった


塩を盛る


その陰影に


祈るのは何時の


季節が組み立てられてまたその繊細な5本の指は


何も感じないというのに


階段を降りる


降りるべき階段があればひたすら降り続けたいと思う


お願いします


閉じ込めてください


犯罪者の車椅子で


雨がざあざあと


通り過ぎる音が好きです


ぽつぽつと悠々と


後ろ向きで火を吹き消すのです