2023-02-07 ■ そうやってなくなっていった 太陽をまだ抱いていた 苦笑いをして 取り戻す あなたに会うために歩いた道を 忘却の道標を もう二度とない こんなことはもう二度とないよ 目が開けられない 期待なんてしないで 母の胸に抱かれて ああ難しいな 冬の枯草は 飛ぶということを知らない 海が横たわっていることを知らない 咳をする 影が増える 螺旋階段みたいだ どうなっても知らない 壊れるだけ それだけ