日報

あるいは遺書

りゅう

0と1を行き来して

 

固有の匂いの中で

 

どこかに向う

 

ひらがなとカタカナ

 

脳のノイズ

 

爆撃機の音

 

ノスタルジアを愛でる

 

地下へ続く道

 

この身体を満たす炭酸の泡が

 

木漏れ日を浴びて膨らんで

 

恋しいと思う

 

家に帰りたい

 

光速で過ぎ去る存在の影を追って

 

翻弄されている

 

翻弄されるのは楽しい

 

もっと痛くしてほしい

 

命が粉々になるまで

 

覚悟を決めたら怖いことをやるしかない

 

でもそこに行く道は一種類じゃない

 

色んな顔を持っている

 

関係性の中で規定されていく

 

もっと俺を規定されたい

 

悪魔になれ

 

壁を殴り続ける 

 

泣き喚く 

 

美しい存在

 

さっと風が吹き抜けて冷たい