2023-03-04 ■ 夢のように 泡のように あまりにも白いし 子どもが駆けていく 誰かがピアノを鳴らしてる それを俺はただぼんやりと眺めて 頭の中は大洪水で たくさんの人影がやってきては去っていく みんな何かを話して 笑ったりそうじゃなかったり 俺もその中の一人で 路面の照り返しが眩しい トンネルに入って 渋滞にはまって 夜が来て飯食って帰る ねえ、どう? 足りないもの 意味が分かるという また一回り成長したね ただ意志に従って 波乗りしていくイメージで 大陸を渡って 惑星の公転軌道に乗って きらきらしたもの 形の良い石 苦しみと喜びの狭間で 君とすれ違ったような気がして