2023-01-19 ■ 何も出来なくて 静かに微笑んでいた 冬がきた 大きい音鳴る そして耳鳴りがする ここは小さな部屋 時計が規則正しい 皿を洗ったり 日常の些細な動作が儀式になる 響いて この配置のままで ドライフラワーが垂れ下がって あなたの意図が 言葉の絡まりの奥深くに潜んで チャリを漕ぐみたいにして 池の水が凍っていくのを 何となく分かって 知らんぷりして本を読んでた 思い出す時はいつも白い 街路樹のゆらめきも 遠くの塔の煙も きっと奥深くまで続いているだろう 何故かまたあの歌を聴いて 予感がする 身体を重ね合わせて 準備している 今、雨降ってる?