2023-01-14 ■ 静かだ 日常の動作をしながら君の曲を聴くのが好き もう日は高く昇ってる 街は動き出している 今日のことを10年後に思い出したら どうだろう 洋服の色が私を印象付けるように この部屋が私を規定していく 冬、轟音のギター、湯気、天使のさえずり 光と影の間に手のひらをおいて 風の匂い 電車が通っていく 誰かに会いにいく人と誰かを待っている人がいる 呼びかける声 鳥は泳ぐ、空を泳ぐ 憶えてないけど知ってる 君がいた場所 白い息 こうやって死んでいくならそれもいい 初めて一人でいることを好きになれた