日報

あるいは遺書

りゅう

毎日髭を剃る必要なんてない

 

だって外出ないし

 

着る毛布が温かい

 

手指は冷たい

 

キッチンタイマーが鳴る

 

呼んでる

 

重い体を持ち上げる

 

破滅への道はまだ遠い

 

北朝鮮がミサイルを飛ばして

 

頭の中の2ちゃんねるの住人がいいぞもっとやれと言う

 

きっと自由になりたいんだ、みんな

 

M1も終わったことだし

 

今はもう静かに目を閉じるだけ

 

低気圧で頭が痛くなる

 

小さい人が邪魔する

 

何故か後悔した選択を思い出す

 

せっかく忘れかけていたのに

 

志向性がない

 

でも水をやればまだ枝は伸びるみたい

 

ブラックフライデーで買った箱がそのまま

 

外は戦場らしい

 

トイレに行くのもめんどくさいので

 

夢の世界に帰りたい

 

夢の中の自分はあまりにも馴染みがなくて

 

夢日記を書く気にもなれない