2022-12-13 ■ 嬉しい夢を見た 水たまりを飛び跳ねていた 頬と頬を寄せ合って 理由のない笑顔 目が覚めると雨が降っていた しとしと 私は今建物の中にいる しとしと 風船が飛んでいく 忘れたままでもいいの? ここにいてもいいの? 記憶の中からやってくる よく見えない顔 何か言いたいけれど何も浮かばない だから詩を書くの? 自分という存在が恥ずかしい どこかに隠れたい 呼吸の音 決断して起き上がる 繋ぎたい この自分じゃない自分もいたはず そしてそれは自分だ あなたのことを見ている 知らない曲が頭の中で流れている お湯を飲みなさい はい、わかりました