日報

あるいは遺書

りゅう

召す

 

mess

 

 

心臓をギリギリと締め上げられる

 

隙間にいるんだ

 

オレンジ色が横顔を照らす

 

何もかも光で濡らすように

 

毎日何食べるか迷う

 

真っすぐの道を歩く

 

車が通り過ぎていく

 

誰か見つけて

 

夢の記憶みたいな曖昧な輪郭

 

繋がっているのか

 

messed up

 

白紙を埋める

 

存在を発見する

 

船が流されていく

 

キラキラしている

 

瞼の裏にまでこびりつく

 

待って

 

行かないで

 

流れ出す何かの歌

 

雰囲気

 

小さな人たち

 

じっとしていられないから

 

日曜日の朝

 

別れるために出会うの

 

もう遅いと分かっていながら手を伸ばす

 

そうすることで存在を発見する

 

大事なものを壊しちゃった

 

泣けばいい犬みたいに

 

螺旋を描いて落ちていく暗い水の底

 

バラバラになりたいと願う

 

誰かの声

 

出会うために別れたんだ

 

細胞の一つ一つまで染みわたる

 

抱きしめる腕もない