日報

あるいは遺書

りゅう

旅行中に考えたこと②

音楽を仕事みたいにずっと真剣に取り組めるようなバイタリティのある人間は成功するだろう。俺は根本的に我が儘で甘えた人間なので、やりたいことをやりたい時にやることしかできず、サビしかできてない曲とか、歌詞がなかなか書けない曲は、一旦置いておくとそのまま永久に忘れ去られて無かったことになる。段階的に完成度を上げていく作業が無理。歌っている最中と突発的に楽曲を思いつく瞬間以外楽しくない。レコーディングなんてもってのほかで、すでにある曲の体裁を整えて世の中に発表するみたいな行為は、めんどくさくてとてもやる気にならない。本職の仕事でそんな風にやってたら役立たずの烙印を押され社会的に死ぬという危機感があるので、かろうじて会社では真面目な態度を装っているが、それで精一杯なのです。結局dlsiteでエッチ音声を聞いている時が人生で一番楽しい……………って思ってたけど、近年はコツコツゆっくり取り組む楽しさも段々わかってきたような兆しがあるような気もする……真剣にやらなければいけないという思い込みの重圧や成功者に対する嫉妬、焦り、各種メンタルブロックが俺の行く手を妨げている……やってやろうではなく、やっていこうというマインドでやっていくことができれば…………
少なくとも英語の方は「コツコツ取り組む」に成功している。最近だんだんものになってきている実感があり楽しい。フルハウスを英語字幕で毎日一話ずつ見てるんだけど、近頃は何言ってるのかかなりよく聞こえるようになってきた。毎日決まりきったルーティーンを淡々とこなしていくのは、それが人生の一部として組み込まれている感覚があって、以前はそれが自分の中に全く存在しなかったことを思えば、嬉しく思える。習慣がその人を形成するというのは本当だと思う。音楽は、まだここまで肩の力を抜いて取り組むことができない。やってるうちに段々と何かが過剰になってきて疲れてダウンするというパターンを何十回もやってる気がする。何か大いなる思い込みが俺を駆り立てようとするんだ……
早くまともに音楽をやれるようになりたいなぁ。ただただ音楽が生活の一部になっているという状態でいたい。この前新宿で安田と遊んだ時、街でいきなりギターを出して自分の曲歌い出すの気持ちよかったな。ああいう遊びをもっとやりたい……海で曲作ったりとか……