日報

あるいは遺書

りゅう

繰り返す今


漂う言葉


裸で屋上にいるみたい


落ちてこい


信じられない


プールの底にはりついた青空


ゆらゆら揺れる


不安定を好む


カップが倒れコーヒーは流れ出す


その侵食


窓辺の観葉植物


埃っぽいね


わかる


マクドナルド


すぐいなくなる声


踊りながら空に昇って


また落ちてくる


そのようにして


星と星の相互作用


物語のゆらぎ


季節が駆け抜ける


手のひらの皺


行ったり来たり変わらない


まだ溜めてる


恋を踏み出す


近くに許す


対応していく


過ぎていく


逆さまになっても溢れ出さない


記憶の中の場所


どこかに座れる場所があるといいけど


天国まで渦を巻く


あなたの中に覆いかぶさる


ただただあるき続ける