日報

あるいは遺書

りゅう

こんにちは

助け合う


一人で


つまらない朝


珈琲を飲む


美しい


始まりと終わり


だんだんとどうでもよく


なる


会社に行く


鳥の声


取り残されて


不完全な輝き


温かいね


失うために失う


なんとなく歩いてみる


左右の重心を意識して


風に電線が揺らぐ


湿ったアスファルト


呼吸のように


ばらばらになって


また一つになる


白くなりたい


温かくしてね


どこにも行けなくても


何にもなれなくても


高いところが好き


水が流れているところが好き


淡くきらきら光るのが好き


掴めそうで掴めないのが好き


海岸線


すぐにやってくる


皮膚を通して伝わる


こんにちは


全ての塊