日報

あるいは遺書

りゅう

天国に近い色


絡まる


答え合わせをして


眠る


意識を包み込む


季節のような感情


大切にしていたい


精一杯後悔をしたい


0に近づく


墓石に頬を寄せる


叫んでいる


ここにいたくない


懐かしい匂い


水の流れる音


傷ついてとぼとぼ帰る


夕日の中に入る


おかえりなさい


土埃


そうしてここにある


言葉が示している


離れていても


影響を与え合う


とても小さな炎


空を覆う影


乞う


待ってる


惑星の運航


煌めく砂


今日もよく晴れた空が寂しい


行こうか


形の痕


わずかな温もり