2020-02-22 無題 江ノ島の砂浜に夕陽が射してた そういうのってシンプルですごくいい 時間が過去から未来へ流れる おれは寝転がって心臓の温度に身をひたす 細胞がバラバラにほどけていく 風の隙間に書いてある文字を読んで 終わらないかくれんぼの続きをやって その声のトーンや空気の震わせかたで 天国に接続する 子供の頃に戻る この命を有効に使う 大切な人を大切に扱う 黒から白へ 冬から春へ 不安定から安定へ 行く途中 混ざり合う色や形 失われた海の潮騒 悲しみと怒り 君へのおもい クリーム色のカーテンを揺らす春の匂い 地球の表面を埋め尽くす青い街の息吹 お気に入りの物語に書いてある通りに 迎えにいこう、一緒にいこう