日報

あるいは遺書

りゅう

ポジティブなイメージ

 

好き勝手に生きること


唇が自然に口ずさむ歌


青い海をまっ逆さまに落ちる


空に浮かぶ黒い染みのような鳥


風の抵抗に沿っていく


手や足の感覚を確かめる


休日


マンゴージュース


聞いたことない言葉


心地いい喧騒


子供たちが駆けていく


身体がどんどん朽ちていく


春の日差しに照らされる廃屋


自分だけが知ってる秘密


木漏れ日


夏の思い出


抵抗なく頬を涙が伝う


高速で流される車窓


時空間の海を魚と一緒に泳いだ


現実離れした場所がどこかにあると思う


神様に愛された子供