日報

あるいは遺書

りゅう

2022-12-24から1日間の記事一覧

地球の上に付着している 原始の海を泳いで 時間が経っていくのを感じる それは感じるためのものだ 夕闇の雲の間に 宝物が隠されていくみたいに 今君のことを思い出した 私がこれを語る意味はなんだろう 誰にもわからない形を 抱きしめていたいと思った お腹…

魂が魂の形をしている あるいは 風が吹く遺書 美しい耳鳴り 手に入れたそばから腐るなんて 天使の産声 もうほとんど残ってないよ もうほとんど底をついた 何も見たくない 何も聞きたくない あなたの歌 まだ朝のままで 窓辺の光が病む 道標がある どこに導か…