日報

あるいは遺書

りゅう

眺める

 

主体を忘れて

 

インターネットの海で

 

悲鳴と喜び

 

小さな幸福

 

お風呂に入ろう

 

どうやって生きていこう

 

戻る

 

膨らんでいく身体

 

大丈夫

 

暗い場所で踊る

 

裸の枝が春の風に揺れて

 

せーので壊したい

 

青春だったみたいに

 

どれほど間違えても

 

最後に残ったあなたが好き

 

鳥が羽ばたいていく

 

陽射しを受けて埃が煌めく

 

長い一日

 

また外に出かけよう

 

ここに座って

 

命の長さ

 

水平線

 

こぼれ落ちる青

 

音楽は止まらない

 

名前も顔も無くなって

 

嘘が本当になる時

 

歩道橋の上から見てる

 

電車が通り過ぎていく