日報

あるいは遺書

りゅう

太古の意志

 

重要

 

天真爛漫であること

 

意識しない

 

細胞の活性化の報告

 

レモンの果汁

 

誰が誰に何を教える?

 

そこに文字があることが全て

 

見たことのないメロディが並んでる

 

光の存在

 

快楽の形

 

志向する存在

 

ある一定の速度でそれは行われている

 

意識の外で

 

孤児院の庭で

 

病まない雨

 

もどかしくも戻れない

 

どこかで聴いた懐かしいピアノ

 

一時保護所の混沌を思い出す

 

ハリーポッターを読んだ

 

でも内容を全部忘れている

 

私は文章を理解することができます

 

意図的に配置された観葉植物

 

宝物を埋めたので

 

海沿いを散歩したい

 

君と

 

どこにも行けない

 

何にも結び付かない

 

じゃあ何をすればいい?

 

音楽を聴けばいいの?

 

子どもの薄汚れた服

 

拭う

 

温かいということを意識しなくなるまで温かさに溺れる

 

耳も目も五感は全て溺れる

 

こうして人類は昇っていくのです

 

コンクリートで舗装されたあの世

 

子宮に帰れよ

 

動物以前の段階へ

 

あなたは苦笑い

 

カレーが食べたい

 

また不整脈が始まる

 

仕事は好き

 

エナジーを集めろ

 

現実世界に生きている

 

言葉が集まってくる

 

何を成すの?

 

わかる?