日報

あるいは遺書

りゅう

あああ

 

今日もコーヒーを飲んで始まる

 

外に色がない

 

みんないるのに

 

slackの通知音に怯えている

 

奈緒、俺は……

 

水たまりではしゃぐ子ども

 

導く鳥

 

漂白されていく

 

正確さに興味を持たない

 

ページをめくる手を止めない

 

意志が導く

 

喜びと悲しみの液体に浸す

 

結局眠れなくなったりする

 

俺は成長してる今も

 

見ると見られる

 

あの瞳

 

隅々にまで意味がある

 

夜中に家を抜け出してブックオフで立ち読みをし続けた日々も

 

公園の噴水の曲がり方も

 

さっきまでとは決定的に違う

 

確かなのは人間は料理をする生き物だということだ

 

優れた並列処理能力

 

光が眩しい

 

君に何かを伝えたい

 

身体に影響を与える錠剤

 

眠れ、植物のように

 

何度も同じことを言っている

 

言葉を代えて

 

表情を代えて

 

落下する場所を選びたい

 

神さまを信じればいい