日報

あるいは遺書

りゅう

わかったようなことを言うな

ひらがなとカタカナの中間の気持ち

太陽がさんさんと照る

遊園地の記憶

過去と未来を規定していく

汚されては洗われる

水しぶきが虹をつくって

こんなに弱弱しい体で

息の根を止めようと

 

違う

わかったようなことを言うな

大人になったら色々なことがわかるようになるだろう

そう、息継ぎをしなくちゃ

水面に光の模様が揺れる

水面に光の模様が逃げる

触れた瞬間に決定的にもう以前とは違う

このまま終わりたくはない

だけどなぜ?

自分抜きで色々な物事が進んでいく

好きな町の好きな風

 

何かこう疲れた

行きたい場所もないし

あまりにも多くの理由の要らない優しさ

手と手を合わせて

ごちそうさまでした

花の名前も知らないままで

誰に何の話をしてるの?

あなたのその必死な作り笑いが好き

観覧車まわる

鋭利な何かの感触

 

2 + 2 = 5

サラダを食べなくちゃ

脳を休めなくちゃ

ちょっとおかしくなっちゃっても

それでもやっていくしかないから