日報

あるいは遺書

りゅう

トルネード


飛んで弾けた


寝る前の夢


朝陽の瞬き


いらない?


あなたは怖かった


負けたと思ったけどそうじゃなかった


お前は誰だ


あなたは誰ですか


言葉は問う


それはわからない


小さな揺らめき


玩具の群れ


導く


夜と朝の交わるところで話す


それから?


今はただこうして断つ


早く


奏でる可能の海


邪魔だ


命が命である限り


波間のきらきら


テトラポットの隙間に落ちた


でも言いたかった



ほんの些細な


そうやって腹が膨れる


意地悪


あはは


仮想現実を追いかけて


服の袖で優しさをこすってる


おいで、そんで


終わりながらもっと終わる


あはは