日報

あるいは遺書

りゅう

深海

星の内部


力が釣り合う


振動として表現される


今日と明日の間


このまま


わからない


生活が続く


積み上げた歌


届くように


バベルの塔


小石を蹴って歩く


帰る


夕方


ある一つの景色が邪魔する


捕食


抱きしめた温もり


存在しない


思う


駆ける、掛け合わせる


街に行こう


目も耳も塞いで


静けさに憧れる


形に囚われず


水のように、風のように自由に


最短距離を目指す


最後の言葉


季節が満ちる


はらはらと落ちる


もっと、ずっと、軽くなる


信じない


臍下丹田


呼吸の続く限り


ずっと奥深く


光も届かない


気泡を吐く