手を振り通り過ぎていく 駅 声が濁っていく 水中にいるように 美しい生き物 現実の強度 水たまりに花びらが落ちる 桜の 日が斜めに射して 何もかも遠くて 広告の色合いや 窓ガラスに映る空も 切り刻まれて 放り込まれて 赤ちゃんを眠らせる 夜が来て朝が来る…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。