日報

もしくは遺書

10/25(木)晴れ UFO CLUBでライブでした。中国のプログレジャズバンドと対バンしました。

朝起きて、まずコーヒーを淹れて、それを飲みながら30分間小説を音読する。そのあと10分間瞑想をする。そのあと朝日を浴びながら散歩。これだけで、とりあえず幸せになれる。良い出だしになる。
自分の人生の状況がどうであれ、それを一旦保留して、関係のないところで得られる幸せ。結局はそれが幸福の本質であるのかもしれない。幸福感は神経伝達物質でしかない。とりあえず、こんな習慣を続けられるような生活を送る余裕があるのは、幸運なことだと思う。朝起きた瞬間から寂しさや虚しさや死にたさに苛まれていたら、もしくはそもそも眠れていなかったら、とてもこんなことはやっていられないだろう。

注文した本が明日届く。

急に思い立って色々決めたソロの自主企画のフライヤーを、昼間ずっとつくっていた。Canvaというオンラインでデザインできるサイトを使っている。こういう作業したことないので結構手間取っている。フォントとかが多すぎて難しい。細かいところに異様にこだわってしまって、全然進まず。2時間かけてようやく背景が完成した。できれば明日中に終わらせたいです。

宣伝とか全くしてないし、このブログ誰も読んでいないと思ってたけど、読んでる人がいることが発覚してしまった。だからといって書く内容が変わるわけじゃない、というか書く内容が変わらないように気を付けたい。
引き続き個人名バンバン出しながら思ったことややったことを思い付いた順に無秩序にそのまま書いていくスタイルでいこうと思う。
アクセス数を見てみると他にも定期的に読んでくれている人が3人くらいはいそうな気配がしたので、もしいたとしたらありがとうございますと思った。何の実にもならない内容ばかりで、特に宣伝する目的もないので、自力でこのブログにたどり着いた人だけが通勤時間とかに暇潰しに読めばいいと思っている。

今日は屋根折りのライブだった。
ライブ前に喉を温める目的で一人でカラオケに行った。あまり喉に負担をかけない曲を選んで、過剰なまでに腹から出る空気を意識しながら歌った。誰とも空間を共有していないので、ついsyrup16gとかの暗い歌ばかり選曲してしまった。自分で入れといて、こんな曲ばっかかよと思った。
喉を温めるつもりが心まで温まって、情緒が溢れてきて、戦闘態勢に入ることができたので良かった。歌っていいなー。カラオケ大好き。俺はカラオケでもライブをしていると思う。
結果としても、ほんとのライブ始まった時に、ちょうどよくスタンバイされている感じで、歌い出しから真価を発揮できた気がするので、またやろうと思う。

受け手側に伝わる以前の完全に個人的な部分でしかないけど、ライブとは、自分がどういう態度で生きているか、その意思表明の場だ。そう思ってはりきった。個人的な思いこそが、結局は最も根本的なことで、客が何人いようが、いまいが、態度は一貫してないとだめだよな。

道を歩きながら、安田に、「俺の罪は、本当は痛い人間のくせに痛くない人間のふりをしていたことだと思う。これからは、過去がほぼ痛い記憶で構成されているという類い稀なる特性を活かして、頑張っていこうと思う。」という話をした。

道で坂本慎太郎を見た。高円寺で見かけたのは、一度や二度ではない。

UFOにマヒトゥ・ザ・ピーポーらしき後姿が入っていくところを見たけど、ちょっと目を離した隙にいなくなっていた。忠も見たと言っていたので本当にいたっぽいけど、一瞬で帰った。見ていってほしかったなぁ。

出番は4番手、トリ前。トリの中国から来たというRed Scarfもインストバンドだし、全体的に淡々と演奏自体の世界観を聴かせるタイプのバンドが多くて、屋根折りは演奏下手だし感情的なので少し気後れしたけど、出来ることしか出来ないので、精一杯頑張った。
暴れはしないけど攻撃的に、というコンセプトでやった。いつもなら囁き声のところを、甘くなり過ぎないように、多少強めに発音した。そういう日だと思ったので。たとえば凍る夜の大丈夫の部分にヤケクソ的な感情を込めたりして戦った。少なくとも自分で自分を盛り上げられたという点では成功だった。
前半2曲は歌っていてとてもいい感じだった。上昇気流の渦に乗って、ぐるぐるかき回されながらも、バランスを崩すことなく上手く昇っていけたと思う。最後のマンメイド・サテライトでもっと高く上がらなきゃいけなかったんだけど、急降下して地面に叩きつけられるほどではないが、高度が下がってしまった気がした。最終的に中くらいのライブになった。
前半に関しては、本当に「歌を歌う楽しみ」がダイレクトに感じられて、この感覚を味わうことが出来ただけでも、フリーターでお先真っ暗な中音楽を続けていて、多大なるストレスを抱えながらバンドなどというものを組んでいて、良かったのかなぁという、充足感があった。最悪全く誰にも理解されなかったとしても、これからの人生をできるだけ歌を歌うことに充てようと思えた。

動こうと思って動いてはいけないのだということを考えた。「こういうパフォーマンスをしよう」とあらかじめ頭が考えるのではなく、高揚によって生み出される自然の発露としての身体の動きを、暴走しないように、受け手側にとってより効果的な表現になるような形で、制御する、これが理想。今回は、それをしっかりとやれた気がした。何故なら、汗をかいたから。本当に楽しんで、無意識で動いた時だけ、汗が出る。
「派手な動きをしないと客が退屈するんじゃないか」という謎の強迫観念に襲われて要所々々で無理をしてしまう時が、最近は減ったけどたまにあって、そうなるともうダサいし楽しくもない。冷静に考えれば、そういうことではないということは、すぐにわかる。何よりもまず歌を聴かせなければいけないのだから。演奏が上手くいっていない時こそそうなってしまいがちだ、つい動きに逃げてしまう。カラオケになってしまうのが怖い、「棒立ちで歌う勇気」がなくなってしまうのだ。でも、本当に心を込めて歌えばカラオケになるわけはないよ。その勇気をまずしっかり持たないと、自然な健全な効果的な動きは出せない。ということに、今回ははっきり気付けたと思う。

音の強弱がそれぞれのメンバーでバラバラだということをケンさんに指摘された。バンド全体としての緩急。確かに!!と思った。バンドという形態で活動している以上根本的なことだし、結局はそこがグルーヴに通ずるとこだと思う、そして屋根折りは全員協調性がないので一番難しい部分。
メンバー全員の思い描いているビジョンは多分同じなんだけど、協調性がなく言葉が通じ合わないことで、そこに至るプロセスがずれまくっているというのが現状な気がする。たまにまぐれで息が合った時に、「あぁ、やっぱりそうだったんだ!」という感じで言葉を超えた一体感に気付いて感動することがあるので、これは本当だと思う。次回以降のスタジオでは、全体のまとまりをもっと意識して見ていこう。というか、楽器を持っていない俺が一番そこに気を遣わなきゃいけないんだよな。言うは易しだけど、俺は空気が読めないし人に伝わる言葉を喋れる時が少ないから、本当に辛いんだよ。
ケンさんは、温和だし面白いし、とても話しやすくて、その上的を射たことしか言わないので、かなり好きな人だ。何でも頷いて聞いてくれるので、ついつい余計なことを喋りすぎていないか心配になる。あとケンさんがPAの時はめちゃくちゃステージやりやすい。多分言わなくてもわかってくれていることがとても多い。

Red Scarfの通訳の人にたくさん褒めてもらった。見に来てくれた腐ってもみかんさんも楽しそうにしていたのでよかったと思う。

とにかく、ラストは決め損ねたとはいえ、今日は色々と実りがあったような気がする。ライブ終わった後に落ち込んだり放心したりせずに済んだ。自信がちょっと湧いて多少活発になれた。
さっき個人的な充足感について書いたけど、活動全体を俯瞰してみると、そもそも集客も宣伝も全然上手くいってないのでバンドとしては満足できるわけがない。このところ屋根折りにも自分の不甲斐なさにも絶望していたけど、今の屋根折りの活動の仕方はかなりもったいないんじゃないかという気持ちに久しぶりになったので、泣き言を言いながらも頑張っていこうと思う。
安田にお疲れ煙草一本貰って吸った。肺が痛くなった。

トリのRed Scarfは超かっこよかったぞ。演奏がめちゃくちゃ上手かった、生き生きとしたドラムだった。プログレとフリージャズの中間らへんのわけのわからない領域で、気を抜くとノイズバンドにもなりそうな危うさがあった。中国の長い笛みたいなやつが、違和感なく演奏に溶け込んでいて、面白いものを見た気持ちになった。ラッパ吹きながら唸り声出してたのが迫力あった。プラスチックのパックをくしゃくしゃやって音を出してた場面が可愛かった。
英単語とジェスチャーで話しかけようと思ってたけど、タイミングを逃して話せず。残念。中国のどこから来たのか気になった。

終演が1時間も押して23時頃、精算したりして電車乗って家帰る頃には1時を回っていた。奈緒がシチューのドリアをつくってくれていた。それを食べながら一緒にガンダムを観た。今日アルバイトで奈緒が二人ものクレーマーに怒られた話を聞いて腹が立った。
今日の出来事は是非記録しておきたいと思って帰りの電車で日記を書き始めたけど、全然終わらなくて、せっかく途中まで書いたので翌日に持ち越すことにした。ここまでの文章を書くのにトータルで2時間くらいかかっている。つらい。こんなのそうそういつも書けないよ。本当は寝る前の30分くらいにさっと書くだけの適当な日記にしたいんだけど、書きながらものすごく考え込んだりしてしまって、ほぼ30分で収まる日がない。
ずっと続けたら段取りよくできるようになるかなぁ。