日報

あるいは遺書

りゅう

眠い



再び


明るい


匂い


手に取る



苦しい


飛んでいく


光をこする


戻れない道を戻るように


コンクリート


太陽の角度で


わかった


終わった



ここから


難しい


あの大きな波


きらきら


やっていこう


歩道橋



見えない


帰り道


雨の名残り


車でどこまでも


教えてほしい


逆さまにぶら下がる


鉄棒で遊ぶ


きっとどこかにある


砂の味


目を閉じて


どこにもない


憧れ


今日が終わったら


呼吸を満たせば


内臓の言葉は


深く深く飛ぶ


降りて


手を