日報

あるいは遺書

りゅう

現実に追い付かない思考があるという一面

自分が他人のことを見下しているから、他人から見下されているんじゃないかと常に不安になるのであって、と思う、性欲を持ったまま靴とかになりたい、と思う、笛を吹くおっさんが俺を連れていく、腹が減っているのに食べたいものがなさすぎて草。草?どうでもい。元気出して、と言われたい。輪の中に加わっている自分の姿を想像することができない、けど未知数なものに飛び込んで行くばかりの時間的な関数の中で数が関わっていない、言葉を大事にしていない、一瞬の瞬発力だけでここまで来たし、それをメロディーに変換している、大事なことだ、とてもかっこいいことだ、毎日風呂に入る必要はない。こういう呼吸の仕方でも大丈夫ですか?っていう風に吹き飛ばして汗を乾かし、夕日の中でとても小さすぎる特異点の一部になる、革命功労者になる、きっと狭すぎて息苦しいから、それは、ずっと眠ってばかりいるから、居場所ばかりを求めすぎているから。今俺はどこにも存在していなくてもいいから、到達点だけを強烈に意識しまくる、その結果病気になったとしてもそれは知るか、それは知らないよな、それは勝手にしてください。そして排泄物を出す。雲の中に勝手に落ちていってしまえ、幼い頃の自分が黒歴史で黒く塗り潰していた、ものすごくありきたりに、黒という色は、かなり当たり前に全てを覆っていって、雨が降り始める、黒い朝だ、つまり筋書き通りに、このように育った者は人を上手く愛せないとか自意識が肥大しているという、そういう風に言われる。言わなくてもいいことがあるのはわかる。言わなくてもいいことがあるのさ。つくらなくてもいい歌がある、恐れなくてもいい法則、悪意とか善意、翻る、俺を殺す者は俺だと言われる、鳥たちになりたい、あの匂いを感じたい、欲望のバブル、けど手に入れた瞬間どうでもよくなるばかりなので風景を思い浮かべろ、脳の内側の風景を、なるべく淡く、あわよくば顔が可愛い女の子に微笑みを貰いたい、まったく人生の枠を超えている、すぐに俺の本質が変容してしまう体験、毎日がスキューバダイビング、とても遠くへ行きたい、行きたいとても遠くへ。体温を超えていく、日常がべろんて剥がれて。