日報

もしくは遺書

絶対に歌

仕方が無いと言うのだろうか、腐っていく肉を見ながら。流れる水が優しかった。血はどうしても痛い。雲が流れるように狂い咲く桜のように脳みそをドライブさせて、カルマを支払っていく。空白の美学。だってどうでもいいんだろ、神様に聞いてみろよ。悲しくてやりきれないのなら。アルバイト中に。針の先端が見える。見えていたくないけどそれはもう大丈夫だと思うので。頭に浮かぶイメージで戦争を解釈する。同じ場所ぐるぐるさんが定期的にここの前の道を通る。ゴミ箱の中身を調べたりしている。鬱の森は二重写しだ。虹の向こう側へ抜けたらあの日言いたかったことを全部思い出して取り戻せる。郵便屋さん、道に迷わないでね。みんなここにあるのだとしても、届けてください。朝のようだ。僕は思いを込めている。この景色を、色彩を。遠くへ行く日の色彩。全部何もかも君にあげたくなる。今日はずっと立ち止まらずに行けるだろうか。実験してみよう。耳を澄ませてみよう。考えることをやめながら、大切なものを捨てながら、海に憧れながら、東京で暮らす。完全に管理された繋ぎ目が見える。君と僕は繋がっていると言う。嘘と本当は溶け合って僕はもうキワキワになってキラキラと輝くよ。いつだってどうせ消えるって。何を見てる?何が満ちる?月を感じる。煙草吸って吐いてここがどこだかわかんないけど、どうでもいいことをどうでもいいままにするだけ。凄い速さもただの模様になって心地よさをちょっとだけ取り込んで。四足歩行は加速する。言葉は逃げていく、気がつくとまた閉じ込められている。闇とその冷たさに親しんで、空想の糸を張り巡らせて、手繰り寄せる。愛を口にしても許される人生。残念ながらそこに差異はない。鋭利な脳細胞が俺に間違いを迫る。苛立ちが夕日に溶け込んでいる。僕は過去と現在と未来を許したい。でこぼこの壁。磁力と引力。色んな人がいる。暴力と流れる。たった今思ったことは想像力の中で不気味な表情をしてまた一つ記憶を消去した。技マシンが欲しい。恐らくもう遅い。虹が偏在している。神社の不思議な静けさを聴く。生々しくない生き方。短編映画のようなパッと終わる人生。君はとりあえず優しかった。雑草を抜く。青い空が猥雑に戯れてネオン街のぐちゃぐちゃはとりあえず優しかった。ゴミ箱の中の宇宙人と怪獣の夢。そばにいた何らかの亡霊が白い揺らめきの中で笑う。僕もこの揺らめきに同期して心臓をまた掴み取り。繰り返し。0と1の間の豊かな色彩、目を閉じればいい、やっぱりもう外を見ているよりも窓ガラスをぶち破って。そしてまたページを巡りつまらない感情を積み減らしていけ。流転する旅人の瞳に一瞬で入り込んで、何か一つは肯定したい。耳障りのいい笑顔が道端に咲いて、太陽の水を吸い取って、そのままでいい、そのままでいてくれないか。ありえないことはない恐怖、音もなく、大人しく、闇と光のせめぎ合いは続く。抽象的な君は表現が何にもならないのだとしても、猫と遊ぶ日の昼下がり、夢みたいな姿に少しだけ重ねる。どこですか、ハンモックに揺られて、今日は気分がいいから、わからないことは何でも質問しよう。その中に飛び込んで、さあ。先端が怖いんだ。だけどその上に乗っかって、さあ。ジャングルジムから飛び降りろ、子供。影は長く、長く。もうすぐお母さんが怒るぞ。泣きたいんです、冷たさに溺れたら。怖い暗い黒い夜の揺らめき、その真ん中から空が溢れ出して、僕の身体に穴が空く。君は虹、異次元の雪、向こう側へ、君の方へ。夜の道、絶対に歌、ゴミ箱の中の飛行船、飛べ。危険な匂いだ。へたり込んでしまう。だめだと思ってもうろうろするな。僕は貫く。うるさい空を。狂おしいんだ。何もかもが確かにここにある、それは実在している、僕は幽霊だとしても。傷口を舐める。歌を吹き込む。カレンダーは1から30まで、ふざけている。殺人兵器は森の中で、いつだって、口を開けてんだ。震えながら枯れた花を眺めている。音に溺れる君は絶望の淵で希望の岸で、背中を受け止められる。立てるかい。頭から潜っていく、聖なる痛みの海。大きく空いた黒い穴の底、愛の国。そばにいてしっかり見ててくれ。俺はこの世界を食べる、幸せも、不幸せも、その感触ごと。合わせてみて、僕の顔が、翼が、震え続ける。皮膚は切り裂かれ人は死に続ける。大丈夫。大事。青春に犯される。背が伸びて、大人なった。集団の熱が夏を焦がす、太陽にも手が届くような気がしているんだろう。僕は君を殴る。ゆるやかに、ゆっくり、揺られて落ちる。呼んでいる、名前がある。ちゃんと最後まで感じたい。ブラックホールの中から君を見てる。手を伸ばせば狂っていく、地面を確かめろ。素粒子はぶつかり合って、誰にも負けない強い意志となって、降り注ぐ。街を壊せ。草が育つ。汚い液体。永遠に続く愛がぼくを飲み込んで溶かしていくような夢が、揺られて落ちる、それは夜だからだ、理由は彼方まで。ここにいると思う、空が光ってるから、言いたいことは消えていく。バケツの中に埋められる。妖怪がどっかで監視してる。冷めた目でやり過ごすアルバイトの中二病、全ての人はダンスをしている。誰も見てはくれなくても。常に汚していきたいんだ、歩くたびに、喋るたびに。迷惑かな。ぴかぴか光。出会っていけよ。ニュースキャスターはシステムに閉じ込められている。コンビニ店員もシステムに閉じ込められている。そろそろもういいだろ、火をつけるのをやめてほしい。もういいんだと言ってあげたい。休んでもいいと、眠ってもいいと、頭を撫でてあげたいけどそれはできない。何故なら、僕には手も足もない、ふざけた幽霊なんだから。だけど共振するよ。記憶ごと。僕は一瞬だけ君になる。僕は一瞬だけ君の子供に。こんなはずじゃなかったはずだ。だけどそうなったから、森へ還ろう、海。転がる犯罪者。だらしない選択の集積所で、夕日が眩しくて。僕を浄化する何かがいる。大人になったね。ため息ばかりついて。ようこそ、世界へ。さよなら、世界へ。すぐに溢れ出してしまうんだ。そう、ぞう、しい、そう、ぞう、りょく。その繋ぎ目の、微細な空白を、見て。