日報

あるいは遺書

りゅう

自分

感覚器が損傷していく影響は誰の影響なのか?それを楽しんでいる、壁を楽しんでいる。別にいいし子供が笑っているみたいにガラスの中に閉じ込めよう、いいよね?お願い。霊が来る。出会ってしまう。脳の中の一部分が過剰に反応しそこに必ず必要不可欠な自我が埋まっているのに取り出そうとする奴らがいるから、悪意の。だから笑わないで。笑っていて。幸せでいて。温泉に入った時の感じ。肌をどろどろに溶かし意味をなくならせる。子供がいる。つまり不可解な輪の中で力を抜く。俺はここにいるのに。触れてはいけない。潰してはいけない。風邪をひいたね。学校に行けば?手遅れになる前に。ほどけてしまう前に。信頼を取り戻さなくちゃ。約束を守らなくちゃ。
どこで改行するか迷うな。改行は甘えとか言ってた時期あったけどもうそんなこと思っていない。誰か俺のことを思い出してくれと思っている。森の中にいる心を。一歩一歩踏みしめたこの未来を。台無しにされた想像を。コーヒーを飲もう。ケーキを食べよう。晴れたら街に出よう。煙草やめたんだよ。柔らかい日差しの中に溶け込むあの煙を。ふざけてるよね。ふざけてるから悪いんだよね。ごめんね。甘えている。謝りたいと思っていたい。何かをやりたいと思っている心。ぼくはここでぼくという形を壊す。何にでもなれるから。大人になったから。夕焼け。子供が何人もいる。何かを笑っている。順位をつけ。泣かなかったから偉いね。今どこにいるの?俺のことを思い出してくれ。空になる。煙になる。煙草の。頭が痛くなる。痛み止めを飲む。働く。排泄する。いい、いい、それでいい、止まらなくていい、止まってもいい。心は心でなくてもいい。深い水の中に。冷たさと温かさの混じり合う鮮やかな神の時間。俺とか君を構成している素粒子の。太く。弱く。命とかいう玩具で遊ぶ。誰だって透明になりたくない。飛べ。迷うな。疲れるな。
ほとんど誰もいなくなった。影が伸びる。当たり前だよそんなのは。何回も繰り返してきた誰でも。でも自分以外なんていないと思うときあるけど。中学生の時に人を殺した人。猫が鳴いてる。飛び込んでしまった、目の前にあったワームホールに。目の前にワームホールがあったから。何でも思い通りになってしまった。生きること死ぬこと混ざり合うこと離れること。分散されていく歪な形が触れる匂うその間際、あなたの影をいつまでも、姿や形が、愛着が、愛しいと感じる、活性化する脳が。遠く離れてしまった。目の前にあったワームホールに飛び込んでしまったから。だけど、そうなっているんだよ。それを悪いことだとは思わない、圧倒的な密度。愛していると思った。一瞬かもしれないけど。
いつも通りの名前で読んでください、社会の中で。役割の中で。区分けしていって。また何回も。呼びかける。しゃがむ。低くなる。下がる。穴の中に行こう。気持ちのいい穴の中に。つまらない、退屈な。ぐるぐる回る何かの中に。中とか外とかもうどうでもよくないですか?飲み物を飲もう。生きているときに生きるためにとかはあんまり考えない。力の抜きかたを知っているかどうか。一番贅沢な休みかたを知っているか。もう一度会いたい人たち。バイバイ。夕暮れが移動していく。時間の中に吸い込まれて。そうやって過ぎていくんだよ。よく知っている感覚。それはそうだ、20年以上も生きていれば。犬よりも長生き。犬でしかないのに。猿でしかないのに。
とにかく変化してしまう。変化させられてしまう。俺は歳を取ってジジイになるし、可愛いあの子には子供が産まれてしまう。海に行きたかった。地球一周したかった。あの場所は静かだった。何も考えなくてもよくて存在してもいい空間を与えてくれた人。尊い笑顔。空を見る。まあいいか。とんでもない。許されない。受け答えができない。まあいいか。ひとりごと。つまらない。赤い。まあいいよ。部屋があった。静かな。四角な。ほとんどない。水を飲みたいが口癖。意地悪したかった。頭使わなくて済むのが最高だった。
骨になる。肉を食べられて。舞う。歌の中に溶け込んでいくようにとろとろになって。どうでもいい本能の糸を一本一本指でつまんで。ほどく。うるさいと言われた。汚いと言われた。暗い部屋で思い出した。音楽が好き。歌詞いらない。疲れたくない。今と昔を混ぜたこんな肉体の中で裸で見ているのは子供や道徳の鬼たち、迷子になってしまった遠い昔の標識たちがあの子が考えそうな言葉の森の中で迷子になる、開かないドア、建設中。歩いていこうよ、まあどうでもいいけど、音と音の隙間にあるのは何か教えてください、たまらなくなってしまう、歌ってください、じゃあそうしてください、エンジンをかけてください、走り出してください、要求、これは。つまり?何か何と何の間というか中途半端な声だから、感じない、許さない、間違えない、完璧主義者の白と黒のべっとりとこびりついた概念。許されたい。安息がほしい。神様に見ていてほしい。力をぐったりと抜いて心地のいいソファで好きな飲み物を飲んで時計なんて気にしないでさ。
はあ、だから温かさ、そこには特別な何かが。何か光り輝いている普遍的な良いことがあるはず。取れそう。身体がなくなってしまいそうだから、いいけど、上手く掴めないのはちょっとしゃくだ。騒音を掻き分けて時間を逆行する、ただ慢性的な疲労感、それを積み重ねて、雲の中に溶けて、まあいつもと同じの、まあただそれだけの、まあいいかとか言う奴の、内臓をえぐり、中身を取り出す。取り出しボタンを押し中身を取り出す。黙々と取り出す。目玉を取り出す。彼はそう言った、彼がそこにいれば。君にとって異なる何かを与えてくれる彼が。甘えてくれる彼が。そこにいるならば。ずっと大好きだと思うならば。執着するならば。そうした方がよければそうするけど。踏み越える。逃げる。深夜2時。道が見えない。見えない方が楽しいよね、本能的な恐怖感すら。痛いのは嫌だけど。金縛りに遭うから。ああ、わかったわかった、説明するよ、説明すればいいんですよね、でもどこから?どの部分から?終わりも始まりもないのに?困ってしまった。固まった笑顔を見てしまった。視線というものが存在してしまっているから。顔という記号を認識する仕様として製造されてしまったから。命の重みについて説明してくれ。もっと説明してくれ。気が済むまで。一段落つくまで。折れないように。決まってしまわないうちに。この枠内で。この輪の中で。こっち側に漂っている間に。乱気流の中で。掴まるものがない。それは怖い。渦巻きだから。何かの象徴になってしまう。
森の中に消えよう。いいよね。共に行こう。やっぱりやめよう。愛があればいいな。日差しが差せばいいのに。寒くなってきた。つまらないね。音もないね。子供部屋で。静まり返った。おもちゃばっかり。しんと凍りついた。もういいと言った。じゅうぶんだと伝えた。彼らは見えない。何もかも。ぼくはぼくにとって反応する部位をちぎって捨てたいと思った、そう伝えたし伝えられたことも、投げ掛けられたことも、投げつけられたことも、何もかも、変えて、変化の中に落とす。
1、2、3、爆発、当たり前、夜が来るように朝が来るように顔が歪む顔面が、周りに誰もいなければいいけどいた。おとぼけりーりーくん。もんじゃ焼き。鋼の翼。何か新しいことが言いたいのかな?この子は。解放されていく感覚。遊ぼうよ。ずっと遠くまでずっと深くまでアホみたいな感じでアホみたいな顔して。一緒に行こうよ。泳ごうよ。潜ろうよ。藻になろうよ。揺れようよ。ほとんどなくなろうよ。ほとんど消えようよ。ほとんどすべてになろうよ。それが笑いということだし、合理性と非合理性の衝突。誰もお前に興味を持っていないからそれでいい。それはそれで。ねぇ。呟く。頭の痛さが消えてほしい。昼寝がしたい。今ここにあるものを想像してもいいかい?流動体としての自分というシステム、巨大な筒として機能する意識。空に向かおうとしている、あらゆる植物がそうするみたいに。あるいは地中に埋まっていく。上とか下とかないからとりあえず自分の好きな方を選べばいいんじゃないかな。君にもう一度会いたい。夢に出てきた女の子。もう一度会いたいと何度も言葉にして言えばもう一度会える気がするから何度でも祈るように徳を積むように言ってみようと思うよ、あながち無駄なことじゃないような気もする、気持ち悪いかもしれないけど。ああ、海に入りたい、西日の中で、人魚になって、何かを見つけたい、海底にある何かを、意味とか意味じゃないものとか、まあなんでも、喜びだと思う、見つけることは。指差して。そっちにいくよ。笑ってね。ありがとう。これからよろしくね。うんこちらこそよろしく。大丈夫になってきたよね。うんなってきた、なってきた。繰り返す。存在してることは事実だからこの脳みそをもっと信頼していい、風を送るように、仮想の窓を開けて、シンボルの群れを使って、解き放つ、鳥になって、魚になって、解き放たれるのは自分。もっと育て。健全に大きく。小さな幸せ。日常も非日常も平等に愛してます。ゆるゆる。ほかほか。ただいま。おかえり。生活は生活、夢は夢、大丈夫、大丈夫って言ったら大丈夫じゃなくなるけど、歌もあるし、温泉に入るのもいいよね。お猿になって。そんなぼくをどうか見捨てないで。そんなぼくをとりあえず許容していて。なんでも受け入れる人すごいよね。春の日差しみたいなね。子供たちよ。今日はそのままで。今日はいつまでも。今日は動けなくても。うたたねしている、前髪、すき。窓際で見てる。愛に満ちた静けさ。あの場面を思い出す。あの場面は未来のどこかにあるのかも。思い出すように思い描く、そして過去から未来が生まれ未来から過去が生まれるように。そうなるといいね。そうだったらいいよね。きっとそうに違いないよね。宇宙のどこかでは。まあここのことなんだけど。ぼくは事象をただ通過させるだけの存在だから。うれしい。そうして筒である間はリラックスしていることができる、インプットでありアウトプットでもある、神聖で親しみやすい瞬間。愛してるって言葉が口からついて出てくるような感じがいいね。雨、しとしと。好きな部屋。力を抜く。浮ける。あ、今浮ける。らいとぴかぴか。子供か。ぎゅっとして。寒さ溶ける。肌の中に。愛は肌色。働いてきた。歩き続けてきた。大人になってきた。周りをきょろきょろとして。待つ間。楽しかったし悲しかったよね。わかる気がするときは本当にわかっている。希望も絶望もぽい。どこまでも?いつまでも?問いかけるな、そこにいろ。いいよな。かなり好きな。それ。指差す。空から落ちてきた女の子。憧れてた。

死と再生を繰り返す日々

言葉で何かを伝えるのは難しすぎる。
俺は一人じゃない、だけど一人のような気がしてしまう。誰といたって寂しい時は寂しい。一人でいたって楽しい時は楽しい。俺のことを気にかけてくれる人はありがとう。
死んだらどこに行くんだろう、と夜中に考える。人の死は人を悲しませる。いや、苦しませる。それ以上のことはわからん。悪夢のようだ。
こんなとき、人間なんて、ただおろおろしてるだけの毛のないチンパンジーに見えてくる。どんなに偉そうなことを言っても、結局いざというときに役に立たないがらくたばかりだ。生き物はぜんぶ地球に涌いた雑菌だとか話したっけな。金の計算めんどい。家計簿につけるの忘れてそのままなかったことになってるから家計簿の意味ない。
心があるからな。俺や、君や、あの子にだって。
生きてるってことは醜いんだよな。そんな風に感じてしまう気持ちはとてもよくわかる。笑いたくない時でも笑ったりしなきゃいけないし。欲望にいいように振り回されているし。だけどそんな気持ち、共有できたところでしょうがない。余計うんざりするだけだ。
日だまりの中で笑っていてほしいと思う。光の中に立っていてねと思う。移動していく。変化していく。取り返しがつかない。後悔しても遅いし後悔しなくても遅い。脳みそと世界がずれていく。溝が増えていく。理解できなくなっていく。歳を取っていく。死に近づいていく。自分の失態に数年越しに気付く。そんなことばっかり。
だけど生きてるってことはそれ自体が奇跡だ。
もしもなんて存在しない。残念ながら一本の道でしかない。だから君は間違ってない。途方に暮れている。遠くへ離れていく。答えを出さないというのが答えだ。そういうのはだめか。ふざけた態度かもしれない。俺は何をしているんだろう。たまにふと我に返りそうになる。進むしかないじゃないか。その先の未来がぐちゃぐちゃに壊れていても、コーヒーを飲んだりケーキを食べたりしながら、毎日を、日々を、寝たり起きたりするしか。とりあえず。とりあえずでここまできた。誰だってそうだろう。別に生きようと思って生きてるわけじゃない。生きてることが好きになりそうな時はたまにある。幸せを感じた瞬間のことは、なるべく忘れないようにしようと思う。頭の中で何度も再生して、補強していく。思い出。思い出は大事だ。それは、想像力だ。あの、満たされた気持ち。本当はあり得ない永遠の中に閉じ込める。今ここにないもので、今ここを満たすことができる。会いたい人に、誰でも会える、戻りたい時に、いつでも戻れる。本当だよ。いつか何かがわかったり、わかったような気になるときがくるのかな。それとも、相変わらず何もわからないまま、混乱したまま、子供みたいに、こんな風にぶつぶつぼやきながら死んでいくのか。当たり前すぎるからこそ忘れがちだから何度でも言うけど、人は全員いつか死ぬんだ。100年後には今生きている人は誰もいない。たった100年。発生して、泡のように消えていくまで。だから何も恐いことなんてないよ。
夜、目をつぶって、まぶたの裏側に吸い込まれそうになる。安心してねと言いたい。大丈夫だよ、と。それは自分がそう言われたいから。大丈夫だという言葉が出た時点で大丈夫じゃないのかもしれない。大丈夫だと思おうとしてる時は大丈夫じゃないのかも。ドキドキする。だけど、大丈夫だと言ってほしいです。頭がおかしくなりそうだけど頭がおかしくなっても別にいいや。痛いのは、苦しいのは、嫌だ。人の優しさを信じたい。人に優しくしたい。少しでも役に立つ人間になりたい。
空が青すぎる。それだけで泣けてくる時がある。いきなり終わったり始まったり。死と再生を繰り返す日々。なるべく人を傷つけたくないな。難しいけど。何かを言ったりするたびに。俺は、ずいぶんと臆病になったな。ない翼をあると思い込んで生きてこうと思う。自信はまったくないけどごり押しでいこうと思う。

くるしみのきらめき

豊かだ
分類してはいけない
一つだと思ってもいけない
豊かさが損なわれる行為は即刻やめろ
ただあなたに会いたいんです
指に触れたいんです
この景色を見せたいんです

いつだろう最初に出ていこうと思ったのは
過去から未来が生まれ、また未来から過去が生まれた
何か大きなものに繋がったような実感
届く感じ ドアひらけ
パラドックスをかき混ぜて
立体的な重層的なありふれた神秘性に身体中べっとりとまみれながら
出ていこう 今だ 飛べる やれる いける
だって軽すぎて嬉しい
夢と現実を透かし合わせて完全な存在になる

くるしみのきらめき
嘘でもいい
夢でもいい
目が見えていても見えなくても
耳が聞こえても聞こえなくても
夜でも昼でもいつでもいい
起きてても寝てても
冬でも夏でも関係ない
いつもある
いつもいる
くるしみのきらめき
届く感じ
赤ちゃん
希望じゃない
したがって絶望でもない
名前はない
想像力でなんとかしろ
知恵をさずかれ
くるしみのきらめき
ユートピアディストピアのはざま
破壊とか再生とか過去とか未来とかぜーんぶこの手のひらの中
愛とか愛に似たものとか愛っぽさのあるもの全部
君の脳みその中に行きたいんです
イデア
男と女
虹の川
エスチョン
ユリイカ
なんでもいいじゃん
勝手にすればいいじゃん
大人と子供
不可能
可能
動物植物
インディゴブルー

まぶしい
ふるえる
魂を好きな形にして遊ぶ
太陽の中に吸い込まれたい
全部知ってしまう
男の子と女の子がいる
まあいいか
歌えよばーか
もう戻れないよ
もう帰れない
いつまでも変わる
でも大丈夫
君の脳みその中に入ろう
何億もの似たような扉
みんな日に照らされる
ファンタの泡の中で魚と一緒に泳ぐ

この世界では死んだ人も甦るよ
騒々しい想像力
君は神様に愛された子供
だから今はただ安らかに眠ってね
愛し合えるという確信がある
見えないhaneが生えてくる
混ざり合う色、マーブル模様、
君の思いが時空を歪め素粒子の集まりに揺らぎを起こすだろう
美ちなる方へ吸い込まれる無数の天使たちをなんとなく見るだろう
学校に行ったりアルバイトに行ったりしながら
煙草を吸ったり自転車を漕いだりしながら
水の星へ愛を込めて
暴力のない世界へ愛を込めて
君に会えてよかった
ありがとう
俺が死んだって君が死んだって
本当は大したことじゃないのかもしれないな
なんかそんな気がする今は